灰干し熟成おいしさの秘密
(おまけの雑学)

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ノルウェー産さばと東仙

今日、さばフィーレとして店頭に並んでいるもののほとんどはノルウェー産のさばです。


そのノルウェー産のさばを日本で初めて積極的に採用・商品化したのが東仙です。


初めて入荷されたノルウェーさばを見て、当時の東仙仕入担当者は


「こんなサバ見たことも無い。
     これが本当にサバか?」


と思ったそうです。
こんなにもノルウェーさばが市民権を得て
日本中に広く出回るようになるとは予想すら
できなかったといいます。

文化干しの歴史と東仙灰干熟成

「文化干し」(ぶんかぼし)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?


昔は発泡スチロールのトレイも真空パックも
ありませんでしたから、木箱や新聞紙などを
包装材に使用して流通していました。


千葉県夷隅郡大原町に代々続いた網元「仙印」
の次男として生まれた 故 山口繁夫
(株式会社 東京仙印商店 初代社長)は、
東京都江東区州崎弁天町(現在の江東区東陽)
に水産加工会社を立ち上げ、
干物の魚をセロハンで包んで販売しました。


木箱や新聞紙が一般的だった当時の人々にしてみると、
それはとても綺麗な仕上がりの画期的な商品でした。


まさに当時の言葉でいうと「文化的」であり、「文化干し」と命名されました。


その後、セロハンを巻いた見た目の美しい
その干物はさらに美味しい干物へと進化し、
(当時の天日干しから灰干熟成製法へ、
セロハンは特殊フィルムへ)
現在の東仙灰干し熟成になったのです。


「文化干し」という言葉は水産加工業界には
いまだ残っており、現在では「セロハンで
巻いた状態の干物」のことを指しています。


また、一方では「文化干し」という言葉は
転じて「冷風乾燥機を使用した干物」という
意味で使用されることもあるようです。

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